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福岡大会 その7
ひきつづき、福岡大会の参加者の感想を。

〔感想〕大村はま記念福岡大会に学んだこと
             ―国語学習記録を中心に―
                     福岡教育大学初等国語 池田奈緒美
 

 「国語学習記録」のような学習記録を使った授業は、大学の様々な授業で行われている。学生である私も、分かりやすく綺麗なノートを作成するべく、授業後や学期末には必死になって取り組んでいる課題だ。そんな身近な題材の「国語学習記録」だが、私は今回、「大村はま記念国語教育の会研究大会」でそれには本当にたくさんの意図があることを知った。

 学習記録はただのノートとは違い、それだけで作った人の学習過程、身につけた力、考え方など全てを体現することができる。自分で授業を聞いて書き、考えてまた書く。主体的にならなければ決して良い学習記録は生まれない。それが板書ノートとは根本的に違うところだ。そうやって板書ノートとはくらべものにならないほど厚みも深みもある学習記録の全てに大村はま先生は一言二言心に響く言葉を書かれていたらしい。大学で作成し、提出した学習記録でも、先生から何か書いてあったら、自分の頑張りや取り組みが認められたようでうれしい。まして中学生だったらなおさらだろうと思う。また学習記録は子供の理解の実態をつかむことができるだろう。作文指導・表現の指導は子供の理解の実態をつかみ易く、私のような教師を目指す人には比較的取り組みやすいと大会で村井万里子先生が話された。私は、同時に学習記録も同じことが言えると思った。

 
 学習記録一つが、まとめる(構成する)力、思考を深める力、書く力を育てる事、教師と生徒が個別に対話する事、生徒の実態をつかむ事など、これらの意図が全てつぎ込まれたものだとは思わなかった。純粋に大村はま先生はどうやってこのような総合的に適した指導法を思いつかれたのか不思議に思う。
 

 これから教師を目指す上で、大村はま先生は最も尊敬すべき先生の一人だ。でも私は彼女に教わったことはなく、具体的にどうしたら良いか、想像がつかない。著書を読むだけでは指導法をまねしているだけで、子どもを見据えた授業の実態は見えないままだと思う。しかし、苅谷夏子さんをはじめとした大村はま先生に教わった人々の話を聞いてイメージを持つこと。今回のような様々な研究を知って知識を蓄え、私自身も考えること。そういう学びが私のような大村はま先生を実際に知らない学生にとっては重要だろう。今回のような大会は彼女を具体的に学ぶ大切な機会だった。こうやって大学生の時から彼女について触れ、学び重ねて、いつか私も大村はま先生のような子ども主体の授業を作れるような教師になりたいと改めて思った。
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by ohmurakokugo | 2012-07-08 11:18
自戒
 学習記録というのは怖いものでして、先生の失敗をいかんなく表しているといえると思います(笑)。冷や汗をかきながら見ました。「あのことを、あの人はこうとったのか」と思いますと、ほんとうに悲しかったですね。どうしたのか、なぜなのかと思って、心配いたしました。ですから、学習記録は、教師が自戒していくためにも大切なてびきでした。                          
                          『大村はまの国語教室 3』小学館
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by ohmurakokugo | 2011-06-10 11:41
  

大村はま記念国語教育の会のネット版会報。国語教師・大村はまについて、知り、考え、試し、自分の力にしたいと集まった会。ご入会を歓迎します。お問い合わせは hokokugo@gmail.com まで。
by ohmurakokugo
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