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埼玉大会 参加者の声
 11月13日に開かれた大村はま記念国語教育の会第六回研究大会【埼玉大会】を、何回にも分けてお伝えしているが、今日は参加者の声が届いたので掲載する。さまざまな人が、それぞれの関心とバックグラウンドを持って参加なさっていたことが、今さらながら思われる。


「大村はま記念国語教育の会研究大会」に参加して              
                筑波大学内地留学生(長野市立塩崎小学校) 依田 学

 倉澤栄吉先生が文教大学で教鞭を執られていた頃、学生だった私は、倉澤先生に連れられて大村はま先生の講演を聴いた。今、考えてみるとそれは「大村はま国語教室の会」であったのだと思う。薄れゆく記憶の中で今でも覚えているのは、受付で倉澤先生が、「学生がお金なんて払わなくていい」とおっしゃり、数名いた学生全員分の会費を払ってくださった後に、「その分、代わりに本を買って勉強しなさい」と言われた一言である。
 あの時私は、倉澤先生に払っていただいた会費分のお金でちゃんと本を買ったのだろうか。勤勉な学生とは対極にいた私は、きっとその貴重なお金を何か他のことに遣ってしまったのだろうな…と思う。
 あれから二十年近く経ち、今年、「大村はま記念国語教育の会」に参加させていただいた。
 現在、私は、長野県から長期研修派遣生(内地留学)として、筑波大学にいる。甲斐雄一郎先生のもと、研究と言えるほど立派なものではないが、大村先生の「てびき」について学んでいる。
 そんな私にとって、研究大会での一日は大変貴重なものであった。小西まゆみさんの学習記録とにらめっこしている日々の私にとっては、内海まゆみさんのお話がとても印象に残った。寺井正憲先生からは、「エディターシップ」や「インベンション」といった大村先生の実践を見るひとつの新たな視点をいただいた。また、午後の藤原咲子さんの講演は、信州人である自分をどこか誇らしく感じながら貴重なお話に聞き入った。
 「その分、代わりに本を買って勉強しなさい」という倉澤先生のことばを思い出しながら、遅ればせながら何とかそのことばに応えたいと、気持ちを新たにした一日であった。

大村はま記念国語教育の会への
          ご入会を歓迎します

 年会費は4000円(入会金不要)。 年一回の研究大会を開催。そのほか小さな研究会も随時各地で開催しています。会報「はまかぜ」を年3回発行。研究会の記録、お知らせ、会員による大村研究、実践記録、大村はまや国語教育などにまつわるエッセイなどを掲載。
関心をお持ちの方は下記の本会事務局までご連絡を。

大村はま記念国語教育の会事務局
 hokokugo@gmail.com
     
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by ohmurakokugo | 2010-12-04 16:26
埼玉大会は明日です
大村はま記念国語教育の会の研究大会
【埼玉大会】が、明日に迫りました。



当日参加も可能です。どうぞ奮ってご参加ください。配布ずみの大会案内には記載されていませんが、「証言・元生徒が語る大村教室」(9時45分~11時05分)の登壇者は次の三人となりました。

羽島知之 〈新聞収集研究家〉 
昭和二十年代後半、目黒第八中学校の大村教室で新聞への強い関心が決定づけられる。用紙の入手も困難な中で、「八中読売」を仲間たちと発行。運動会の日には、会場でホットな号外を出し、伝えることの醍醐味を味わう。新聞への興味は以来変わることなく、日本一の新聞収集家となり、横浜の新聞博物館に貴重なコレクションを寄付、同館の収蔵品の中核となる。今回は、実際の「八中読売」のコピーを資料に、「教室と新聞」の原点が語られる予定で、NIE実践家にとっても聞きのがせない話となろう。

内海まゆみ 〈旧姓・小西 目黒第八中学校国語科教諭〉
大村はまの全集「大村はま国語教室」の読者にはなじみ深い生徒、小西まゆみである。彼女の学習記録の一冊「栄光」は、全ページが複製され、全集の別冊となっている。考え深く、誠実で、優れた観察者である彼女が伝える教室の真実、自己の成長の姿は、胸を打つ。内海が公の場で大村教室を語ることはこれまでほとんどなく、今回、どのような話が聞かれるか、非常に楽しみである。「明治・大正・昭和の作文の研究」という単元に関するものとなる予定。

苅谷夏子 〈旧姓・前田 大村はま記念国語教育の会事務局長〉
前田夏子もまた、大村の全集に登場する一人である。彼女の場合は、大村の晩年にその近くで仕事を手伝い、旅を共にするという日々があったことが、特異な点だろう。
本年8月に『評伝 大村はま』を上梓し、好評を得ている。今回の「証言」では、大村はまに学んだことと評伝を書くことのつながりを、執筆の際に使った資料をもとに話す予定。中学の国語教室で育った力が、どう「今」に結びついているのか。また、575ページを書き終わった今、見える大村はま像とは。興味深い。

埼玉大会の詳細は下の記事をご参照ください。当日、直接会場へお越しいただいても、大丈夫です。

また、後日、書き起こし記録が作成されます。2000円。お申し込みは、事務局まで。

大村はま記念国語教育の会事務局
 hokokugo@gmail.com


大村はま記念国語教育の会へのご入会を歓迎します。
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by ohmurakokugo | 2010-11-12 12:21
  

大村はま記念国語教育の会のネット版会報。国語教師・大村はまについて、知り、考え、試し、自分の力にしたいと集まった会。ご入会を歓迎します。お問い合わせは hokokugo@gmail.com まで。
by ohmurakokugo
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