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大村はまのことば  22
 自分のしたことを自分で「一生けんめいやりました」と言うものではないことを、一年の最初から教えていた。…他の人の批判を封じるような言い方であり、甘えた言い方である。…そのうちに、この言い方は、そんなにきびしく考えなくてもいいのではないかという声が出てきた。しかし私は、このことばを大切にしたいと言い、ほんとうに一生けんめいになることのむずかしさを言い、また、ほんとうに一生けんめいになっているときは、一生けんめいになっていると思わないものだ、意識しないものだと言ってゆずらなかった。            
                   『大村はま国語教室 第6巻』筑摩書房

大村はま記念国語教育の会への
          ご入会を歓迎します

 年会費は4000円(入会金不要)。 年一回の研究大会を開催。そのほか小さな研究会も随時各地で開催しています。会報「はまかぜ」を年3回発行。研究会の記録、お知らせ、会員による大村研究、実践記録、大村はまや国語教育などにまつわるエッセイなどを掲載。
 関心をお持ちの方は下記の本会事務局までご連絡を。

大村はま記念国語教育の会事務局
 hokokugo@gmail.com  

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by ohmurakokugo | 2011-02-18 08:52
大村はまのことば  21
 字はね、「よしっ、覚えよう」と本気で思わないと、なかなか覚えないもののようですよ。・・・しっかりと、鋭く、覚えようとする字を見るんですよ。じっと見るんです。本気で「覚えよう」と思って、「しっかりと正しく見る」これがたいせつです。

                          『やさしい国語教室』共文社
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by ohmurakokugo | 2011-02-17 01:10
大村はまのことば  20
 (単元学習に挑んだからには)すべて未知数のことですから、かならず冒険になると思いますが、ぜんぜん誤りのない安穏な世界よりも、多少の失敗を含む方が、人を育てるのではないか。ことに、ことばを育てるのではないか。
                      『大村はま講演集 上』風濤社
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by ohmurakokugo | 2011-02-16 09:01
大村はまのことば  19
 私にとりまして、力の弱い子を、親切に、あたたかに手をひくことなどは、それほど大変なことではありませんでした。…骨の折れるのは優れた子のことです。優れた子どもが、十分満足しているでしょうか。…自分の力を自分でもうれしくなるようにふるまっているでしょうか。何の不満もなく、自分の成長を喜びながら学校に来ているでしょうか。
                         『大村はま講演集 下』風濤社
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by ohmurakokugo | 2011-02-15 10:14
大村はまのことば  18
 「忙しい」と言うことは子どもへは禁句でありまして、私は大人に向かってもどんなことがあっても「忙しいから」と言わないほうがいい、そういう心得といいますか・・・「忙しい」ということは、とにかくひとが聞いたら寂しいことなのです。・・・なんかしょんぼりしますね。どうぞ皆さん、忙しさに負けないで・・・                
                        『大村はま講演集 下』 風濤社
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by ohmurakokugo | 2011-02-14 21:24
大村はまのことば  17
 聞くことなんていう、とらえにくい、どうして教えていいものやら、途方に暮れるようなことを教えようという場合のことです。私はとにかくいい話をして聞かせようとおもいました。・・・思わず緊張して聞けるような話を聞かせること、じつにむずかしいけれども、これなしに聞く耳は育たないだろうと思っているのです。 
                    『大村はまの国語教室』 小学館
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by ohmurakokugo | 2011-02-13 08:41
大村はまのことば  16
 自覚を持った、求めている子どもが話しているときに、いろいろのやり方というか、話し方のことを話せば、それはもう乾いている土が水を吸うように、喜んでその、私のいわゆる話し方に関する注意というのを聞くでしょうし、また、聞きたいとも思うでしょうけれども、それほど話したいと思わないことについて、それを上手に話すこと、相手を説得する方法など聞いていても、まことにむなしいと思うのです。そのむなしいことをむなしいとも思わないで、先生が話し合いをしなさいと言うから話している、といったようなことになるのです。

                     『大村はまの国語教室』小学館


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by ohmurakokugo | 2011-02-12 10:07
大村はまのことば  15
 芦田恵之助先生は、よく「明日生徒に見せる顔だぞ。変なことに落ち込むんじゃない」と、おっしゃっていました。私、いつもそう思っていました。明日子どもたちに見せる顔だ、と思って、泣きべそをかかないようにと思っていました。ああ、こんなものができて、とおもったり、ああ、こんなことがあった、と思って、自分の反省で心を痛めるときにも、あまり悲観しすぎない、そういうことが大事だと思うのです。
                           『教室に魅力を』国土社
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by ohmurakokugo | 2011-02-11 09:56
大村はまのことば  14
 本気な話をする場があるから、いくらばか話をしても、いくら酔って歌ったりしても楽しいですけれども、そういうものがなくて、飲むのと歌うのだけしかない交わりというのは、私はどうもほんものにならないと思います。くだけるということは、くだけない場面があるから、くだけたときが楽しいので、年じゅうくだけることしかないというのだったら、私は自分としては、ほんとうのいいお友だちにはならないと思います。
                   『大村はまの国語教室 3』小学館
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by ohmurakokugo | 2011-02-10 08:00
大村はまのことば  13
 できない子どもと、できる子どもに対する気持ちといいますか、どちらがかわいいというようなことではありませんけれど、(できない子どもは)骨が折れますし、汗をかきますし、どうしてもほんとうに同じ気持ちで、それこそ神様もご照覧あれ、といったように、同じ気持ちで向かうということは難しいことです。ちょっとでも指導者の中にくもりがあれば、ちゃんと子どもはわかります。指導者の心の底にちょっとでも、「しょうがない子どもだな」という気持ちがあれば、子どもはちゃんとわかる、憎らしいくらいわかるものなのです。いわゆる鋭い子どもでなくても、そういうことはわかります。・・・そういう心があれば、もうどう取り繕ってもだめだと思うのです。そういうことを考えるすき間がないように案を立てておくことがだいじなのではないか。・・・自分のいたらなさが出てこない案というのを、うまく考案しないといけないのです。
               『大村はま国語教室』全集第一巻 筑摩書房


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by ohmurakokugo | 2011-02-09 10:50
  

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