新しいサイトがスタートしました
大村はま記念国語教育の会
ウェブサイト
が刷新されました。


 これまでこのサイトで本会からのお知らせや大村はま先生のご紹介をしてきましたが、ブログタイプでは何かと不便があったために、使用を中止していました。
 ようやく新しいサイトの準備が整いました。どうぞこちらをご訪問ください。

  http://omurahama-kokugo.com

 大村はま先生の死去からもうすぐ11年。この間に、私たちがどういう問題意識を持って何を追求してきたか、何を得たか、何を課題と考えているか、そうしたことがこの新しいサイトで共有できることを願っています。
 最新の研究会ニュースや、大村研究の現在の他、大村はま著作から、示唆的な、印象的なことばを紹介するページもあります。これからはこちらをどうぞよろしくお願いします。

     大村はま記念国語教育の会 会長 湊吉正
                       理事長 安居總子
                      事務局長 苅谷夏子

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# by ohmurakokugo | 2016-03-22 11:41
大村はま記念国語教育の会 横浜大会迫る
大村はま記念国語教育の会 
第11回研究大会 横浜大会 開催迫る


大村はま研究と実践の最先端を問い続けてきた本会の研究大会も10年目を迎えた。
第一回の開催地であり、同時に大村はま先生の故郷でもある横浜に、今年は戻る。
ことばを育てるプロフェッショナルとしての大先達 大村はまに、なんとか迫ろうとし続けてきたこの10年がどのように結実したか。10年前と、何が違うか、それを本気で見つめながら準備を進めてきた。今週土曜日12月6日、横浜市開港記念会館にて下記の通りの内容で開催される。


大村はま記念国語教育の会研究大会
横浜大会

研究主題:いきいきとした言語生活者が育つ国語単元学習
 ―いま、大村はま国語教室の実践から学ぶこと―

主催・大村はま記念国語教育の会  
共催・日本国語教育学会  
後援・横浜市教育委員会 

平成26年12月6日(土) 横浜市開港記念会館

【次第】                    《総合司会》 南雲成二(実践女子大学)
〇開会行事                               9:20 
挨拶
     安居總子  (大村はま記念国語教育の会理事長)
     渡邊文子  (横浜市小学校国語研究会会長) 
     中込千明  (横浜市中学校国語教育研究会会長)
〇講演Ⅰ「育成すべき資質・能力を踏まえた国語科単元学習の創造」     9 : 35
     水戸部修治 (文部科学省教科調査官)  
〇講演Ⅱ「思考力・判断力・表現力の育成と国語科単元学習」 10:35
     髙木まさき (横浜国立大学教授)
〇研究発表と協議 Ⅰ  11:20
◇小学校「わたしの「まち」じまん~見たい・ききたい・調べたい!松原商店街」
深沢恵子  (横浜市立浅間台小学校教諭)
    指導助言・松永立志(鎌倉女子大 元横浜市教育委員会指導部長)
(昼休み、全国理事会、総会)                      12: 10~13:30   
〇研究発表と協議 Ⅱ                         13:35
◇中学校「写真で書こう ~感じたことを文章にする~」                    
     宇津俊雄  (横浜市立丸山台中学校教諭)
指導助言・杉本直美(国立教育政策研究所学力調査官)
○シンポジウム                            14:25
「日刊紙発祥の地・横浜から、大村実践に学びつつ、
多メディア時代における新聞活用・情報発信の意義と方法を考える」
*基調報告 「大村はま教室における『自己を育てる』教育」
橋本暢夫  (元鳴門教育大学)
*シンポジスト 
     梅田比奈子 (横浜市指導主事 NIEアドバイザー)
氏岡真弓  (朝日新聞社 編集委員)
苅谷夏子  (司会を兼ねる 本会事務局長) 
○展望                                16:25
     湊吉正   (本会会長 日本国語教育学会会長)
○閉会行事  

文部科学省から、教科調査官 水戸部修治氏においでいただき、講演を伺う。水戸部氏は山形ご出身で、若い頃から「さくらんぼ学会」で大村はまに接してきた。その水戸部氏のことばをしっかりと聞きとめたい。

地元、横浜国立大学からは高木まさき教育学部長をお招きした。地元の教育を担う若者を育てておいでの方のご講演である。今後につながっていくお話となることだろう。

大村はまは、あくまで実践の人であった。理屈を言うのでなく、教室での実践で提案しつづけた現場人だった。本会も、その姿勢を大切にしている。小学校、中学校の実践研究発表は、どちらも夏前から準備を進め、検討会、勉強会を重ねてきた。 若い方が真正面から大村実践を見据えた試みをしてくださったことに、本気を感じる。いきいきとした実践発表となることだろう。助言・指導、話し合いと続く。

シンポジウムは、日刊新聞発祥の地、横浜ならではのテーマで行われる。大村はま研究の中心者の一人、橋本暢夫氏の基調報告からスタートする。NIE教育の専門家、梅田比奈子氏、新聞の現場から朝日新聞編集員の氏岡真弓氏をお迎えし、お話を引き出していくのは大村はまの生徒であった本会事務局長 苅谷夏子である。苅谷は、大村教室で話し合いというものを大村に教えられている。話し合う力を育てることは、大村はまにとって、三本の指に入るほど重要な課題だった。本気になって「話し合える人」を育てたいと実践を重ねた大村の仕事の、一つの成果を見せなければならない、と苅谷は緊張しながら意気込んでいる。

最後を締めくくるのは、湊吉正本会会長の展望である。次につながっていく広々とした視野の取り方を、お話から学べるだろう。

直前ではあるが、参加希望者は hokokugo@gmail.com まで件名「横浜大会参加希望」でお申し込みを。ことばを育て、人を育てるエネルギーを得る一日となることだろう。ぜひご参加を!
 
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# by ohmurakokugo | 2014-12-02 18:34
浦和で国語教育研究会 9日(日)
しばらく更新をしないまま、平成25年度6月となりました。もうしわけありません。
6月は毎年、埼玉県浦和市と山形県山形市で研究会が開かれます。
浦和は今度の日曜、山形は6月23日(日)です。まずは浦和での研究会のお知らせを。
当日参加も可能ですが、本会事務局 hokokugo@gmail.com までお申し込みいただけますと、資料の準備などの都合上たすかります。
今年の講演は 佐伯胖先生 (東京大学名誉教授・信濃教育会研究所所長)です。
奮ってご参加を。脳と心が喜ぶ一日になりそうです。

平成25年度第15回国語教育研究会のご案内
主催 日本国語教育学会・南部国語の会
共催 大村はま記念国語教育の会

【日  時】 平成25年6月9日(日)受付9:00~   開会9:20
【会  場】 浦和コミュニティセンター 第15集会室  
        浦和パルコ9階(浦和駅東口より徒歩1分)

◇研究主題    「ことばの学び手が育つ国語教育の創造」
      ― 豊かな言語活動が拓く単元学習の展開 ―           
次 第                                      
 <総合司会>   春日部市立大沼中学校       金子  正
◇開会      
◇挨拶       日本国語教育学会会長         湊  吉正 
埼玉県国語教育研究会会長
埼玉県高等学校国語科教育研究会会長         小林 一郎

講演Ⅰ  言語活動を開く単元活動の実践  9:30~10:10
                 青木 伸生(筑波大学附属小学校)

研究Ⅰ  研究協議               10:10~12:20
            全体会司会 山下  直(文部科学省教科書調査官)
         小学校  提案 「本の中の友だち」たち
                   石川 周 (新座市立片山小学校)    
         指導      井出 一雄(日本国語教育学会常任理事)
              米玉利優子(さいたま市教育委員会) 
     分科会司会  新井美也子(熊谷市立熊谷南小学校)           
            報告     魚躬 隆夫(松伏町立松伏小学校)

         中学校  提案 「取材したことを工夫して伝え合おう」
                   福田 隆賢(鴻巣市立吹上北中学校)    
           指導      中村 敏男(北本市立東中学校)           
                安居 總子(日本国語教育学会常任理事)
       分科会司会 二瓶  亮(埼玉県教育局南部教育事務所)
           報告 三浦 直行 (埼玉大学教育学部附属中学校)
         高等学校 提案 「『山月記』―自分の視点を意識して読む―」
               三沼 紀子(埼玉県立八潮南高等学校)  
            指導 山下  直 (文部科学省教科書調査官) 
                熊谷 芳郎(聖学院大学)  
      分科会司会 初谷 和行(貞淑学園短期大学)
     報告 森田 恭章(埼玉県立朝霞西高等学校)       

< 休  憩 > 『大村はま創造の世界』DVD放映  (12:20~13:10)
   
研究Ⅱ 証言「元生徒が語る大村教室」     13:10~14:40
コーディネーター  中山 厚子(日国・大村はま記念国語教育の会常任理事)        
        登壇者 苅谷 夏子(大村はま記念国語教育の会事務局長)
              内海まゆみ(東京都目黒区立第八中学校)

講演Ⅱ  「教えるということ」の意味          14:45~16:25
             佐 伯 胖 (東京大学名誉教授・信濃教育会研究所所長)
                 
◇展 望       甲斐雄一郎(筑波大学教授)    16:25~16:55
◇閉 会                             17:00

 研究会参加費 3000円   
 書き起こし資料 2000円(希望者に当日の詳細な記録を作成し、後日郵送。送料込み)
 懇親会     5000円


 遅れ遅れになりますが、すでに終了した研究会、研究大会のようすもお知らせしていきます。
ぜひご覧ください。
 

大村はま記念国語教育の会への
          ご入会を歓迎します

年会費は4000円(入会金不要)。 年一回の研究大会を開催。そのほか小さな研究会も随時各地で開催しています。会報「はまかぜ」を年3回発行。研究会の記録、お知らせ、会員による大村研究、実践記録、大村はまや国語教育などにまつわるエッセイなどを掲載。
関心をお持ちの方は下記の本会事務局までご連絡を。

大村はま記念国語教育の会事務局
 hokokugo@gmail.com       

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# by ohmurakokugo | 2013-06-05 10:48
大村はまのことば
まず、子どもたちにすっきりした話を聞かせたいものだ、と私は思います。生徒は私たちの話につれて、頭を働かせてくるわけですから、始終混乱した話を聞くということがどういう結果を生むでしょうか。いつも整然と形の整った、区切りのいい、段落のはっきりした、そういう話を聞いて、そういうふうに頭を働かせている生徒と、あちらへ飛び、こちらへ飛びする話しか聞いていない生徒とでは、長い間に、頭の組み方が違ってきてしまうような気がします。
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# by ohmurakokugo | 2012-11-17 22:26
イギリスで語られた大村はま
イギリスで語られる大村はま 3
                                               苅谷 夏子
 10月のロンドンは、陽の射さない日はほとんど東京の冬と変わらない寒さとなる。足もとを舞う枯れ葉も湿りがちで、これからの冬の暗さが思われる。かつて漱石を鬱屈させた暗さである。
しかし、この10月6日の土曜日は、まるで贈り物のような秋の陽光に恵まれ、空は真っ青で、ぬくぬくと明るい一日となった。この日、放課後のロンドン補習授業校アクトン校舎を会場に、「英国大村はま勉強会」が開かれた。組織化、定例化を目指したものとしては、第一回の発足の会である。集まったのは、補習校で国語を教える教員、大学で日本語を教える教員など23人。昨年秋に英国日本語教育学会に招かれて、大村先生の実践と思想についてお話をしたことをきっかけとして、少しずつ輪が広がっていき、この日を迎えることができた。
 集まったのは、異国における国語教育、日本語教育でそれぞれの困難と課題、問題意識を持った方々だ。
ロンドン補習授業校(3つの校舎に分かれている)には、1000人を超える児童・生徒が通っている。企業の駐在員の子女や国際結婚の家庭の子どもたちなどで、国語力も、家庭の事情も学校への期待も、差が非常に大きい。その上、年40日ほど土曜日の午前中のみの授業だ。そういう大きな制約にもかかわらず、日本から取り寄せた国語教科書を最後まで終えることが求められる。いったい何をどう選択し、教えていけばいいのか、どういう教室を目指すべきなのか、個人差にどう応じていけばいいのか、そうした本気の問いを持って、大村はま先生を知りたいと、集まった。
 補習校アクトン校舎のMさんは、しばらく前から大村先生の著書で勉強し、工夫して「作文に添える先生への手紙」「グループ学習」などをすでにご自分の教室で試み、それまでにはなかった成果を感じているという。もっともっと大村先生から学べるはず、と考えておいでだ。補習校フィンチリー校舎のMさんは、今年春の苅谷の講演を聞いて以来、ご自分の教室での話しことばに強く意識を向けることを実行なさっている。それだけでも何かが変わった感じがすると述べられた。
 日本語教育の分野から参加くださって、勉強会の発足に力を貸してくださっているのは、オックスフォード・ブルックス大学のAさんだ。これまで、国語教育と日本語教育は必ずしも十分な交流を持たないまま、別個のものとしてやってきていたが、境界を越えて、教える仕事の基本、知恵や実践のやりとりをすることの意義深さを語り、大きな期待感を表明なさった。
 苅谷は、現地の事情も踏まえ、ことばへの関心を高め、語彙を増やし、言語感覚をみがいていくための、大村教室スタイルの小さな「ことばの勉強会」の実例をいくつも紹介した。大村先生は、語彙の指導は「得意中の得意」と言っていた。自身が好きだっただけでなく、生徒も楽しみにした。大きな構想の本格的単元が成功した裏には、日常の中に散発的に置かれたこの小さな「ことばの勉強会」が育んだ土壌が、重要な素地となっていたと感じる。5分、10分という時間でも、ことばの感覚は磨くことができる。そういう場面では、先生が(時には生徒も)自ら採取した実生活の中の教材が活きていた。ことばへのふさわしい素地を育てることは、かなり優先順位の高いことだろうと思われる。
後半は、会場から質問を受け、読書生活指導について、教科書(特に文学教材)の扱いについて、個人差への対応などがテーマとなった。
 参加者から「今日一日だけで、たくさんのヒントを得た。資料が、書き込みでいっぱいです」「ことばを育てる仕事の本来に立ち戻れた気がする。明るい気持ちになった」「具体的な目標を立てながら、進んでいきたい。次回が楽しみ」などという声が聞かれたことは、嬉しい成果だった。次は来年春を予定している。
この「英国大村はま勉強会」は、大村はま記念国語教育の会のイギリス支部という位置づけで、やっていこうとしている。正式な会員登録などはこれからだが、少なくとも、元気な産声が上がったことは、確かなようだ。 

12月1日(土)は千葉大会。詳細は前ページに
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# by ohmurakokugo | 2012-11-14 08:57
  

大村はま記念国語教育の会のネット版会報。国語教師・大村はまについて、知り、考え、試し、自分の力にしたいと集まった会。ご入会を歓迎します。お問い合わせは hokokugo@gmail.com まで。
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