とびつくという感じ
子どもが投げやりな気持ちを見せてたり、あきらめたような、これから何十年と人生を生きる人と思えないような、退廃的な顔つきとか目つきを見ますと、私、とてもそれを見てるということができないんです。…見るに見かねるということでしょうか。それでまあ、とびつくという感じで、身も寄せましたし、いろんなことを、これでもかあれでもかと何かしたのです。それを考えるときに、それがいい方法なのか、だめなのか、とか、あまりそういうことを考えていたのではないのです。悪くてもよくてもしょうがないですね。知恵の限りをしぼって、短い時間に胸をドキドキさせて、手を打ちますね。…そういうところから方法というものは生まれてきたんですね。

                   大村はま国語教室の会会報「はまかぜ」より



 今、当サイト管理人は被災地の子どもの学習支援活動を手伝っている。明日も早朝から石巻を目指す。
 大海原にちっぽけな小石を投げ込むようで、自分の非力が悲しい。無力感を感じながらの支援だが、「それを見ているということができない・・・とびつくという感じで、身を寄せました」。理屈が先でない、方法はそのぎりぎりの中で生まれてくる。この大村はまのことばは、支えになる。
 このことばは、この混乱の日々の中で、きっとたくさんの人を勇気づけるに違いない。
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by ohmurakokugo | 2011-05-27 19:09

大村はま記念国語教育の会のネット版会報。国語教師・大村はまについて、知り、考え、試し、自分の力にしたいと集まった会。ご入会を歓迎します。お問い合わせは hokokugo@gmail.com まで。
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