大村はまのことば  7
 兵十はどんな気持ちでしたでしょう、などというのは、言ってはいけないことばだと、私は思っています。聞くものではないのです。だって、書くとすれば、それは作者が一番上手に書いてしまっているから、何とも言われません。
 ・・・兵十の気持ちを、胸が痛いほどわからないせないと。味わわせなくてはいけないでしょう。鑑賞そのことをさせるのが教師ではないか。何もかも忘れて、兵十の気持ちに浸らせることだけはどうしてもしなくては、文学鑑賞の教室にはならないのではないですか。


    『教室をいきいきと 2』 筑摩書房
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by ohmurakokugo | 2011-02-03 16:54

大村はま記念国語教育の会のネット版会報。国語教師・大村はまについて、知り、考え、試し、自分の力にしたいと集まった会。ご入会を歓迎します。お問い合わせは hokokugo@gmail.com まで。
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